という名の現実逃避でGPバルセロナのラウンド7、友晴さん対ワフォタパを訳してみました。2本目がとにかくすごくて2本目を見てもらいたくて書いたようなもんです。
他の人みたいに奇麗には訳せませんし、飛ばした方が簡単になるとこも極力訳してるんで違和感は多いかもしれませんがご容赦を。辞書も入れてないんで色んな意味で読みづらいですね。もし次書くなら辞書くらいは入れようかなf^^;
ラウンド7 斎藤友晴VSワフォタパ
多くの有名プレイヤーも参加しているこのGPのフィーチャーマッチエリアには、すでに何名かのスーパースター達が呼ばれている。
そしてラウンド7もそれに例外はなく、今やフランスの顔となった天才「ワフォタパ」それに対するは、すばらしい技術を持った日本のプロ「斎藤友晴」という好カードが組まれた。まだPoYレース序盤ではあるが、斎藤は下位グループを大きく引き離している4人の内の1人であり、このグランプリでの成功はレースにおいて彼の大きな助けとなるだろう。
私が最後に斎藤の試合を観たのは去年のスタンダードのGPコペンハーゲンだった。彼はそこで最高レベルのパフォーマンスを続け -決勝で負けてしまうまで- 勝ち続けた。一方のワフォタパもスタンダードを最も得意としているプレイヤーだ。
今回、斎藤は改良した緑黒エルフを彼の仲間と共にこのGPに持ち込んだ。旧環境のエルフの軽く、攻撃的なところを残したままリボーンから得た強力なカード、「朽ちゆくヒル(以下ヒル)」と「大渦の脈動」を加えたのだ。
そしてこのデッキの特長を生かすべく、斎藤は引いたカードで可能な限り攻撃的に動いた。ラノワールのエルフからゲームを開始し、2ターン目には思考囲いを打ちつつラノワールのエルフをレッドゾーンへ。3ターン目からは変わり谷も攻撃に参加する。
ワフォタパは古典的な5色コントロールだが、こちらもリボーンから大渦の脈動が加えられており、これによりラノワールのエルフ、ヒルと順に除去し、更には真髄の針で変わり谷も止める。しかしこれには斎藤から脈動のお返しが。ワフォタパは2枚のふるい分けでライブラリーを掘り進み、ルーンの光輪で再び変わり谷を抑え込む。
だが斎藤にとってこれは大きな問題ではなく、樹上の村が変わり谷からバトンを受け取りワフォタパのライフを5に落とした上で、2枚目の樹上の村とヒルを出してターンを終えた。たった1ターンの間に多くの脅威を展開されていまい苦しいワフォタパ。それでも一向にポーカーフェイスを崩さないが、そんなことはお構いなしにとアタックを続ける土地達が斎藤に勝利をもたらした。
斎藤1-0ワフォタパ
10年前に初めて印刷された樹上の村だけど私が数えたところによると、こいつが勝ち取ったゲーム数は今のでちょうど100万個目くらいかな。すごいカードだよ、まったく。
2本目は全く別のゲームとなった。斎藤が2ターン目の思考囲いで熟考漂いを落とすが、続く護民官の道探しが砕けた野望によって打ち消されてしまう。激突でめくれたくぐつ師の徒党を斎藤はそのままキープ。
ワフォタパは急ぐ様子も見せずひたすら土地を置きながら、傲慢なる完全者を謎めいた命令で、くぐつ師の徒党も2枚目の砕けた野望で退ける。今度の激突はヒルとルーンの光輪をそれぞれにもたらし、斎藤は上に、ワフォタパは下に送った。
これからゲームは6ターン目に突入するところだが、ここまで2ターン目の思考囲い以外全ての呪文がカウンターされている。これが意味するところ、とうとうワフォタパの時間がきてしまったということであり、彼はフルタップで若き群れのドラゴンを。前のターンに激突で見えたヒルがこれに立ち向かうが、全くもって不釣り合いに見える。
しかしワフォタパが2匹のドラゴンをレッドゾーンに送り出したその時、斎藤が蛇変化をドラゴントークンに。これはカウンターされることなく、ヒルがさまようものに成り下がったドラゴントークンを撃退する。しかしながらまだ気取ったドラゴンの本体は残っているし、ご存じの通りヒル単体でこいつとダメージレースするなんて不可能だ。
もちろんそれを承知の斎藤はレンの地の克服者と護民官の道探しを援軍に呼び出す。これだけでも十分かに見えたが、斎藤が更なる呪文を唱えた時ワフォタパの後ろにいたギャラリー達から悲鳴にも似たざわめきが。そう、思考囲いがフランス人にとって最後の希望である残酷な根本原理を奪い去ったのだ!
このターンはゲームを大きく変えた。どちらが攻めている側か?という議論はマジックでよくあるものだが、今の1ターンでこのゲームに置ける「それ」は完璧に入れ替わってしまった。1ターン前まで2匹の4/4ドラゴンにたった1匹の脆弱なヒルで挑んでいた斎藤は、今や変わり谷と合わせて11点ものアタックができる状況にある。
根本原理を失ったワフォタパは攻撃することすらかなわずターンを終える。勢いに乗った斎藤は変わり谷を含む4匹でアタック。ドラゴンに変わり谷を止められるものの、16もあったワフォタパのライフは一瞬にして7に。斎藤の陣営に野生語りのガラクが加わるにあたって、ワフォタパにできる唯一の行動は右手を差し出して負けを認めることだけだった。
斎藤2-0ワフォタパ
斎藤のエルフデッキはとても力強く見えた。白鳥カスケードデッキみたいな新しいコンボや交互作用はないけど、とても堅実で、弱いカードなんて1枚も入ってない。一気にクロックが増えて速やかにゲームを終わらせられるし、私は好きだね。
他の人みたいに奇麗には訳せませんし、飛ばした方が簡単になるとこも極力訳してるんで違和感は多いかもしれませんがご容赦を。辞書も入れてないんで色んな意味で読みづらいですね。もし次書くなら辞書くらいは入れようかなf^^;
ラウンド7 斎藤友晴VSワフォタパ
多くの有名プレイヤーも参加しているこのGPのフィーチャーマッチエリアには、すでに何名かのスーパースター達が呼ばれている。
そしてラウンド7もそれに例外はなく、今やフランスの顔となった天才「ワフォタパ」それに対するは、すばらしい技術を持った日本のプロ「斎藤友晴」という好カードが組まれた。まだPoYレース序盤ではあるが、斎藤は下位グループを大きく引き離している4人の内の1人であり、このグランプリでの成功はレースにおいて彼の大きな助けとなるだろう。
私が最後に斎藤の試合を観たのは去年のスタンダードのGPコペンハーゲンだった。彼はそこで最高レベルのパフォーマンスを続け -決勝で負けてしまうまで- 勝ち続けた。一方のワフォタパもスタンダードを最も得意としているプレイヤーだ。
今回、斎藤は改良した緑黒エルフを彼の仲間と共にこのGPに持ち込んだ。旧環境のエルフの軽く、攻撃的なところを残したままリボーンから得た強力なカード、「朽ちゆくヒル(以下ヒル)」と「大渦の脈動」を加えたのだ。
そしてこのデッキの特長を生かすべく、斎藤は引いたカードで可能な限り攻撃的に動いた。ラノワールのエルフからゲームを開始し、2ターン目には思考囲いを打ちつつラノワールのエルフをレッドゾーンへ。3ターン目からは変わり谷も攻撃に参加する。
ワフォタパは古典的な5色コントロールだが、こちらもリボーンから大渦の脈動が加えられており、これによりラノワールのエルフ、ヒルと順に除去し、更には真髄の針で変わり谷も止める。しかしこれには斎藤から脈動のお返しが。ワフォタパは2枚のふるい分けでライブラリーを掘り進み、ルーンの光輪で再び変わり谷を抑え込む。
だが斎藤にとってこれは大きな問題ではなく、樹上の村が変わり谷からバトンを受け取りワフォタパのライフを5に落とした上で、2枚目の樹上の村とヒルを出してターンを終えた。たった1ターンの間に多くの脅威を展開されていまい苦しいワフォタパ。それでも一向にポーカーフェイスを崩さないが、そんなことはお構いなしにとアタックを続ける土地達が斎藤に勝利をもたらした。
斎藤1-0ワフォタパ
10年前に初めて印刷された樹上の村だけど私が数えたところによると、こいつが勝ち取ったゲーム数は今のでちょうど100万個目くらいかな。すごいカードだよ、まったく。
2本目は全く別のゲームとなった。斎藤が2ターン目の思考囲いで熟考漂いを落とすが、続く護民官の道探しが砕けた野望によって打ち消されてしまう。激突でめくれたくぐつ師の徒党を斎藤はそのままキープ。
ワフォタパは急ぐ様子も見せずひたすら土地を置きながら、傲慢なる完全者を謎めいた命令で、くぐつ師の徒党も2枚目の砕けた野望で退ける。今度の激突はヒルとルーンの光輪をそれぞれにもたらし、斎藤は上に、ワフォタパは下に送った。
これからゲームは6ターン目に突入するところだが、ここまで2ターン目の思考囲い以外全ての呪文がカウンターされている。これが意味するところ、とうとうワフォタパの時間がきてしまったということであり、彼はフルタップで若き群れのドラゴンを。前のターンに激突で見えたヒルがこれに立ち向かうが、全くもって不釣り合いに見える。
しかしワフォタパが2匹のドラゴンをレッドゾーンに送り出したその時、斎藤が蛇変化をドラゴントークンに。これはカウンターされることなく、ヒルがさまようものに成り下がったドラゴントークンを撃退する。しかしながらまだ気取ったドラゴンの本体は残っているし、ご存じの通りヒル単体でこいつとダメージレースするなんて不可能だ。
もちろんそれを承知の斎藤はレンの地の克服者と護民官の道探しを援軍に呼び出す。これだけでも十分かに見えたが、斎藤が更なる呪文を唱えた時ワフォタパの後ろにいたギャラリー達から悲鳴にも似たざわめきが。そう、思考囲いがフランス人にとって最後の希望である残酷な根本原理を奪い去ったのだ!
このターンはゲームを大きく変えた。どちらが攻めている側か?という議論はマジックでよくあるものだが、今の1ターンでこのゲームに置ける「それ」は完璧に入れ替わってしまった。1ターン前まで2匹の4/4ドラゴンにたった1匹の脆弱なヒルで挑んでいた斎藤は、今や変わり谷と合わせて11点ものアタックができる状況にある。
根本原理を失ったワフォタパは攻撃することすらかなわずターンを終える。勢いに乗った斎藤は変わり谷を含む4匹でアタック。ドラゴンに変わり谷を止められるものの、16もあったワフォタパのライフは一瞬にして7に。斎藤の陣営に野生語りのガラクが加わるにあたって、ワフォタパにできる唯一の行動は右手を差し出して負けを認めることだけだった。
斎藤2-0ワフォタパ
斎藤のエルフデッキはとても力強く見えた。白鳥カスケードデッキみたいな新しいコンボや交互作用はないけど、とても堅実で、弱いカードなんて1枚も入ってない。一気にクロックが増えて速やかにゲームを終わらせられるし、私は好きだね。
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