今年は賞金も多くなり、招待枠も以前と同じようなシステムになったので、年末最後のビッグイベントとして腕試しにもってこいの大会となっております。僕も参加したいんですが、残念ながら今年も無理そうです…。

http://mtg-jp.com/publicity/001418/


そしてスタンダードの注目デッキです。ジャンドばっかでつまんねーとお嘆きのそこのあなた!ちょっと高いカードも多いですが、集める価値がある物ばっかりなので、近くのお店に行って、まだ安いものがあれば買っておくと得しちゃうかもしれません。
MOちょっとやってる程度なんで、情報が牛歩ってますが何とぞ御容赦を。


まずはこれから旬がくる(もうきてる!?)カードのご紹介。


・《ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane》
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》がいる間は誰も使わないっしょ、《荒廃稲妻/Blightning》で死んじゃうし。と誰もが思ったはずのこの1枚。しかし意外や意外、回復能力も馬鹿にできない強さで、1番上の能力で持ってこれる《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen》も《巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwood》や《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid》でサイズが大きくなると意外と何でも止まってかなりセクシー。
この《ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane》と次に紹介する《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》を軸にしたデッキが現在海外で猛威をふるっています。
…残念ながら多分こいつはどこのお店でも高いですね;;


・《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》
ちょっと昔からマジックをやっている方なら、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》がどれほど凶悪だったか覚えてらっしゃるはずです。5マナと重いので、十手を引き合いに出すのはどうかと思いましたが、それほどのすばらしい性能を秘めたカードです。実際に海外ですでに流行ってますし、MOでも10チケくらいまで値上がりしてます。割られない限りは8~9割方ゲームに勝てる神のカードです。
トークンを出すカード全般と相性が良く、こいつのおかげで《蟻の女王/Ant Queen》や《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt》なんかも最近使われるようになりました。
トークン以外のカードだと、地味ながら《恐血鬼/Bloodghast》なんかとコンボってますね。

ニッサは無理でもこいつなら!まだ安いお店があるはずです(笑)
そんなに急激な値上がりはしないかもしれませんが、集めといて損のないカードだと思います。

それでは最近MOでよく勝っている注目のデッキを。

・緑単エルフ
4 Llanowar Elves
2 Noble Hierarch
4 Elvish Visionary
4 Nissa’s Chosen
4 Elvish Archdruid
3 Great Sable Stag
2 Master of The Wild Hunt
3 Ant Queen

4 Nissa Revane
3 Garruk Wildspeaker
3 Eldrazi Monument

20 Forest
4 Oran-rief, The Vastwood


Sideboard:
1 Eldrazi Monument
3 Pithing Needle
4 Acidic Slime
1 Great Sable Stag
1 Mold Shambler
3 Mycoloth
2 Windstorm

まずはスターシティトーナメントという海外の大きな大会を制したこのデッキから。
ニッサとエルドラージの良さが存分に発揮されるアーキータイプとなっております。このデッキは今年アメリカ選手権で3位になったTodd Andersonさんによって作られた物で、全く同じリストを使用した奥さんが見事優勝、本人も8位入賞としっかり結果を残しています。

僕もMOでよく使ってて、僕のリストは

蟻の女王ー3、ニッサに選ばれし者ー1、エルドラージー1
鹿+1、おばさんび+2、狩りの達人+2

に代わってます。エルドラージが2枚なのは単純に2枚しか持ってないからです(笑)
おばさんびはマナ加速が8枚欲しかったためで、やはり1ターン目のマナエルフ→大ドルイドが最高の動きと感じたので増やしました。
ただ残念ながら僕のリストだと《ジャンドの魔除け/Jund Charm》入りのジャンドにあまり相性が良くないので、1マナクリーチャーの数はもっと検討すべきところですね。
鹿がメインから4なのはジャンドに対するささやかな抵抗です。オランリーフも4なので、あっさり勝っちゃう事も多いですが。個人的見解では、ジャンド以外の相手には鹿のスロットがなんであれ5割以上の勝率が見込めると思っているので、それならジャンドに強いカードってことで鹿の4枚目にしました。同系対策には《白金の天使/Platinum Angel》なんかいいかもしれません。

それともしジャンドを使っていてこのデッキと当たった場合、荒廃稲妻はPWが出るまで温存しとくべきです。
2枚あるなら1枚はさっさと打ってもいいですが、PWが何で殺されるかでこのマッチの勝率は大きく変わるので、少なくとも1枚は相手の手札が減るまで待つべきだと思います。



・緑白黒エルドラージ
4 Noble Hierarch
3 Scute Mob
1 Birds of Paradise
4 Putrid Leech
4 Knight of the Reliquary
3 Borderland Ranger
3 Ranger of Eos
4 Baneslayer Angel

1 Grim Discovery
3 Maelstrom Pulse
3 Elspeth, Knight-Errant
2 Garruk Wildspeaker
2 Eldrazi Monument

4 Forest
3 Plains
2 Swamp
4 Verdant Catacombs
4 Marsh Flats
3 Sunpetal Grove
2 Terramorphic Expanse
1 Graypelt Refuge

こっちは緑白エルドラージから派生した緑白黒バージョンです。
緑白型だとニッサが入ってたりで緑単にリストが似ているのであえてこちらのタイプを紹介してみました。このデッキ最大の欠点はお値段があんびりーばぼーなところです…。
ただし強さはお墨付きです。最近荒廃稲妻対策として日の目を浴びている(そして単純に強い)Grim Discoveryをメインに1枚、サイドに1枚積んでいるのがおしゃれポイントです。
サイドは適当すぎて載せられるレベルではないので省略しますが、思った以上に黒マナが安定して出るので強迫なんかの軽い黒いカードも使いやすいです。


・バラクートでポン
4 Goblin Ruinblaster
4 Oracle of Mul Daya
4 Bloodbraid Elf

4 Expedition Map
4 Lightning Bolt
4 Rampant Growth
4 Khalni Heart Expedition
4 Harrow
3 Lavaball Trap

12 Mountain
2 Forest
4 Valakut, the Molten Pinnacle
4 Terramorphic Expanse
2 Jund Panorama
1 Naya Panorama


Sideboard
4 Grazing Gladehart
4 Burst Lightning
3 Fog
4 Pyroclasm

最初このデッキに負けた時はかなりの衝撃だったんですが、後々何回も負ける事になって強いデッキだと確信しました。パッと見はどう見てもファンデッキなんですが、中速、低速デッキ相手には恐ろしい勝率を誇ります。
弱点はもちろん早いデッキ全般です。しかしながら最近出てきたヒル無しのジャンドになら結構勝てたりするので、相手のリストにもよりますね。
一般的なリストでは巫女の部分に《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》が採用されることが多いのですが、僕はまだどっちがいいか決めかねているので、デッキとの相性の良さと楽しさから巫女にしてます。
プレイングのコツとしては、Khalni Heart ExpeditionやHarrowをすぐに使ってしまうとバラクートを引いた時にさみしいので、可能な限りちゃんと取っておくことです。
リミテッド専用カードっぽい放牧の林鹿が活躍するのはこのデッキくらいですよ!



最後に紹介するのはMOで見事初代PoYを取ったyaya3が流行らせた蘇生デッキです。
タイミングよくラッシュ君が詳しく書いてたんでまるなげで(笑)
http://rushmtg.blog76.fc2.com/blog-entry-48.html


もう全部知ってるわ!ってなっちゃうかもしれませんが、ワールドのカバレージを読む際に知らないデッキがあるとしんどいでしょうし、何かしらの参考になれば幸いです。

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